選定ガイド

時間帯予約システムの選び方
8つの評価軸

時間帯予約は機能より「選び方」で結果が決まる。8項目で比較すれば外しにくい。

30秒セルフ診断

当てはまる項目をチェックすると、あなたの優先カテゴリが分かります。

評価軸 01

予約枠の管理

枠の自由度が足りないと、結局電話調整が残ります。 例外運用(休診・遅延・当日変更)まで含めて成立するかがポイントです。

選び方(チェック項目)

  • メニュー別に枠を分けられる

  • 同一時間帯や一日の上限人数を設定できる

  • 当日枠・締切を制御できる

  • 臨時変更を即時反映できる

    休診/遅延

  • 変更/キャンセルが患者側で完結する

  • 担当者別/曜日別のルール分岐

  • 初診・再診で違うリソースを設定できる

ベンダーに確認すべき質問

  • メニュー別の枠制御はどの粒度まで可能ですか?
  • 当日枠・締切・定員は受付側で即日変更できますか?
  • 臨時変更時に既存予約への通知/導線はありますか?
評価軸 02

LINE基盤(通知×認証×友だち)

時間帯予約は「来院行動」と「期待値」を設計するため、LINE基盤が効きます。

選び方(チェック項目)

  • 自動リマインド設定ができる

  • 文面テンプレを現場で編集できる

  • ID/PW不要で予約できる

  • 友だち化導線を予約フローに組み込める

  • リマインド文面に差し込み変数が使える

  • 予約→問診/決済へボタンで接続できる

  • 再診・リコール等の継続接点に使える

ベンダーに確認すべき質問

  • リマインドは何段階まで設定できますか?
  • 文面テンプレは現場で編集できますか?
  • 予約→問診/決済にボタンで接続できますか?
  • LINE仕様変更への追従体制は?
評価軸 03

患者にとっての使いやすさ

患者UXが悪いと、予約が電話に戻ります。

選び方(チェック項目)

  • ID/パスワード不要のLINE認証で予約できる

  • 前回の予約情報を再利用できる

  • 予約履歴を確認できる

  • 変更/キャンセルが迷わずできる、患者側で完結させられる

  • 注意事項が分かりやすい

  • 高齢者/家族代理でも詰まらない導線

  • 予約確認がすぐ見つかる

  • 予約完了画面から問診へ自然遷移

ベンダーに確認すべき質問

  • 初回予約は何ステップですか?
  • 変更/キャンセルは患者側で完結しますか?
  • 高齢者を想定した導線の設計例はありますか?
評価軸 04

運用のしやすさ

受付が毎日使う画面が複雑だと定着しません。

選び方(チェック項目)

  • 当日一覧が見やすい

    判断が速い

  • ワクチンなどの在庫管理の管理が簡単

  • 予約者へLINEでメッセージ送信ができる

  • 予約を簡単に追加・キャンセルできる

  • 臨時営業・休業の管理が簡単

  • ダッシュボードで稼働状況を確認

  • 操作履歴のCSVエクスポート

ベンダーに確認すべき質問

  • 受付が日常的に触る画面は何画面ですか?
  • 例外処理は何クリックで完結しますか?
  • 権限設計と操作ログはありますか?
評価軸 05

他機能との連携

予約だけ最適化すると前後工程が分断して運用が崩れます。

選び方(チェック項目)

  • LINE公式アカウント・「Googleで予約」と連携している

  • 問診連携ができる

    未回答フォロー含む

  • 決済連携ができる

    オンライン/院内会計

  • オンライン診療/ビデオ通話への接続ができる

  • 電子カルテ/レセコン連携ができる

  • 予約完了画面から他機能へ自然に遷移できる

  • 来院や呼出の前後のタイミングで他機能への導線メッセージを自動送信できる

  • 口コミ・満足度調査の依頼を予約者へ送信できる

ベンダーに確認すべき質問

  • 予約→問診→決済の導線はワンストップで繋がりますか?
  • 来院や呼出の前後のタイミングで他機能への導線メッセージを自動送信できますか?
  • 口コミ・満足度調査の依頼を予約者へ送信できますか?
評価軸 06

ベンダー体制

時間帯予約は運用が変わるため、導入支援の質が成果を左右します。

選び方(チェック項目)

  • オペレーション構築の支援ができる

  • ビデオ通話でのサポート体制がある

  • チャットサポート窓口がある

  • オンラインマニュアルがある

  • プラットフォーム変更への追随体制

  • LINE社とのパートナーシップがある

    Technology Partner等

ベンダーに確認すべき質問

  • 導入後30日でどこまで伴走しますか?
  • LINE仕様変更時の対応フローは?
  • サポートの平均応答速度は?
  • 導入実績を具体的に教えてください
評価軸 07

集患への寄与

予約導線が強いと「電話してください」での離脱を減らせます。

選び方(チェック項目)

  • 外部導線→予約までの動線が短い

  • LINEで予約できる、予約情報を次回予約に再利用できる

  • 予約完了後に継続接点を作れる

  • リマインドでドタキャン率を下げられる

  • 「Googleで予約」の予約導線を設置できる

  • リコール配信できる

    定期検診等

ベンダーに確認すべき質問

  • 予約者にメッセージを送信できますか?
  • LINEで予約情報を次回予約に再利用できますか?
  • 予約後に継続接点へ誘導できますか?
評価軸 08

アップデートの頻度と質

導入後に課題は必ず出ます。改善が止まると成果も止まります。

選び方(チェック項目)

  • アップデートが継続している

  • オンプレではなくクラウドのシステムである

  • 仕様変更時の影響説明がある

  • 要望が届けられる仕組みがある

  • 不具合時の対応が早い

ベンダーに確認すべき質問

  • 最近の主要アップデート例は?
  • リリースノートは共有されますか?
  • 要望は届けられますか?

よくある失敗パターン

時間帯予約の導入で起きがちな失敗と、見落としやすい選び方のポイントとの対応関係です。

電話が減らない

枠設定の柔軟性が足りず、例外対応が電話に戻る

ドタキャンが減らない

リマインドが弱く患者が予約を忘れる。空き枠の再開放もない

スタッフが使いこなせない

管理画面が複雑で、結局アナログ運用に逆戻り

患者が予約しない

UIが分かりにくい・ステップが多く、離脱してしまう

前後工程が分断する

予約は入るが問診・決済が繋がらず、受付の手作業が増える

導入後に改善が止まる

ベンダーの対応が遅く、要望を出しても改善されない

まとめ:8軸での評価の付け方

8つの評価軸でチェックを埋めれば、ベンダーへの確認項目とデモで見るべきポイントが自然に決まります。このページで挙げた「ベンダーに確認すべき質問」をそのまま使えば、判断の精度が格段に上がります。

まずは資料で、Nest診療がどの軸を満たすかご確認ください。

よくあるご質問

時間帯予約は「9:00〜9:30」のように幅で枠を取る方式で、1枠に複数名を収容できます。時間予約は「9:10」のように特定時刻で受け付ける方式で、1対1の予約に向いています。診療スタイルや患者数に応じて選択します。
「#3 患者にとっての使いやすさ」が最重要です。ID/パスワード不要のLINE認証、ステップ数の少ない予約フロー、家族代理予約への対応などを確認してください。併せてWeb予約や電話受付との併用導線も必要です。
「#1 枠管理」と「#2 LINE基盤」を優先してください。多段リマインド(前日・当日・直前)でドタキャンを減らし、キャンセル時の空き枠自動再開放で埋め戻す仕組みが有効です。
はい。LINE予約とWeb予約を同一の枠管理で併用できるかがポイントです。LINE非利用者向けにWeb予約を用意し、同一キューで管理できるシステムを選ぶと、受付業務が二重化しません。
最低限「メニュー別枠分け」「上限人数設定」「当日枠/締切制御」「臨時変更の即時反映」が必要です。設定変更にベンダー連絡が不要で、受付側で即座に対応できることを確認してください。
「#6 ベンダー体制」で確認します。要件整理のヒアリング支援、移行期間の併走サポート、問い合わせ窓口の明確さ、LINE仕様変更への追随体制が重要な評価ポイントです。
必須ではありませんが、「#5 他機能連携」の観点で評価すべきです。カルテ連携があれば予約情報の二重入力がなくなり、受付負担が大きく軽減されます。対応カルテの種類と連携方法を確認してください。
一般的には「要件整理→ベンダー比較(2〜3社)→デモ確認→導入設定→並行運用→本運用」の流れです。このページの8つの評価軸で比較し、ベンダーへの確認質問を活用すると効率的に進められます。
予約完了後に問診へ自動誘導することで、来院前に情報収集が完了し、受付時間を短縮できます。問診未回答時の自動フォロー通知があると回答率が上がり、現場の電話催促も不要になります。
予約システムは日常業務のインフラです。LINE等のプラットフォーム仕様変更への追従、現場課題に基づく改善、互換性を保ったアップデートが継続的に行われるかは、長期運用の安定性に直結します。

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