選定ガイド

順番予約システムの選び方
8つの評価軸

順番予約は“受付”の話ではなく、“順番管理と呼び出し運用”の話。比較表ではなく、導入判断に必要な選び方のポイントを8軸で整理します。

評価軸 01

オペレーションにあった管理ができるか

順番予約は「現場の流れ(列・例外・飛び込み)」に合わないと、スタッフが運用を迂回して破綻します。 成功要件は“受付の入口”ではなく“管理の出口”です。

選び方(チェック項目)

  • 全チャネルを一元管理できるか(出典)

    LINE/WEB/直接来院/院内タブレット等が同じ管理画面で扱える

  • 受付メニュー(列)を運用に合わせて作れるか(出典)

    例:総合/循環器など列で並べられる

  • 対応エリア管理ができるか(出典)

    診察室・処置室などへドラッグ&ドロップで状態遷移

  • 飛び込み運用が成立するか(出典)

    スタッフが代理で順番を取れる

  • 既存オペを壊さず追加できるか(出典)

    従来受付にLINE受付を“足せる”

ベンダーに確認すべき質問

  • LINE/WEB/飛び込み/タブレットの患者は“同一キュー”で管理できますか?
  • 列(受付メニュー)は何個まで?列ごとにフォーム/通知設定は分けられますか?
  • 例外(順番前後、保留、キャンセル)は現場が何クリックで処理できますか?
評価軸 02

LINE基盤(通知・認証・友だち)で成立するか

順番予約は“呼び出せないと終わる”。LINE基盤は「通知の強さ」「ログイン不要の摩擦削減」 「友だち=継続接点」を同時に満たせるため、順番予約の成功確率を上げます。

選び方(チェック項目)

  • 友だち追加→発券が短い(出典)

    QR→友だち→メニュー→入力→完了

  • ID/パスワード不要で発券できる(出典)

    “認証コスト”が実質ゼロ

  • 通知が3種類ある(出典)

    呼び出し/接近(○人前)/フォローアップ

  • 通知文面を院側で編集でき、ボタン(導線)を入れられる(出典)

    問診などへ遷移

  • LINE仕様変更への追従力がある(出典)

    Technology Partner認定基準に“仕様変更対応スキル/リソース”等が含まれる

  • Technology Partner認定の有無(出典)

    LINEヤフーのパートナーページに掲載されているか

ベンダーに確認すべき質問

  • 呼び出し/接近/フォローアップ通知は標準機能ですか?タイミングは自由に設定可能ですか?
  • 通知メッセージにボタンを置いて、問診などへ誘導できますか?最大何個?
  • LINE仕様変更時の対応体制は?(監視/改修/告知/影響範囲の案内)
評価軸 03

患者にとっての使いやすさ(発券・待ち状況・呼び出し)

患者UXが悪いと「発券されない」「待ってくれない」「電話が増える」。 順番予約は“使われて初めて効果が出る”ため、UXはコストではなく成功条件です。

選び方(チェック項目)

  • 患者が自分の状況を確認できるか(出典)

    LINEで番号確認、待ち状況の可視化

  • 院外待機が成立するか(出典)

    順番接近通知があり、移動自由度がある

  • LINE未利用者の受け皿があるか(出典)

    Web受付を用意できる

  • 院内での自己発券ができるか(出典)

    タブレット発券

ベンダーに確認すべき質問

  • 患者が“今どこまで進んでいるか”を、どの画面で確認できますか?
  • LINE未利用者の導線は?Web/院内端末で同じ列に入りますか?
評価軸 04

運用のしやすさ(設定・現場操作・例外処理)

運用が難しいと“結局電話対応に戻る”。 設定粒度と現場操作性が、継続利用と定着率を決めます。

選び方(チェック項目)

  • スタッフが直感的に使えるUIか(出典)

    スマホ感覚で使える、不要機能を排除

  • 受付メニューごとにフォームを調整できるか(出典)

    必須/任意、表示文言など

  • 受付メニューごとに通知を設定できるか(出典)

    呼び出し/接近/フォロー

  • 通知は“運用コスト”として設計できるか(出典)

    通知1通=LINEプッシュ1通消費、など

  • 例外処理を想定した操作設計か

    不在/順番前後/急患

ベンダーに確認すべき質問

  • 受付メニュー別にフォーム/通知を分けられますか?
  • 接近通知は“○人前”など細かくできますか?
  • 不在時に“保留/戻し/キャンセル”の運用ができますか?操作は何クリックですか?
評価軸 05

他機能との連携(順番予約を“点”で終わらせない)

順番予約単体でも価値はありますが、待ち時間中に“事前処理(問診/案内)”へ繋げることで、 受付負担と患者体験を同時に改善できます。

選び方(チェック項目)

  • 呼び出し通知から問診へ1クリック導線が作れる(出典)

    通知にボタンを設置

  • 受付入力が他機能と統一できる(出典)

    順番予約・時間帯予約・問診などを同一患者台帳で統一

  • “同じチャネル(LINE)”で次工程へ繋げられる(出典)

    問診・決済等へリンクできる設計

ベンダーに確認すべき質問

  • 順番予約→問診→会計(決済)まで、患者導線を分断せずに作れますか?
  • 統合できない場合、連携は“何ができて何ができないか”(ID統合/二重入力)を明示してください
評価軸 06

ベンダー体制(導入〜定着まで“面倒を見れるか”)

医療現場は“導入して終わり”ではなく、“運用で詰む”。 ベンダー体制は機能と同じくらい重要です。

選び方(チェック項目)

  • 導入時に既存運用を壊さず始められる設計か(出典)

    従来受付にLINE受付を追加

  • 仕様変更対応のスキル/リソースが担保されているか(出典)

    Technology Partner認定の評価軸に含まれる

  • 問い合わせ・設定支援・運用改善の窓口が明確か

ベンダーに確認すべき質問

  • 導入後30日で、どこまで伴走(設定・運用改善)しますか?
  • LINE仕様変更があった場合の対応フロー(告知・改修・影響説明)は?
評価軸 07

集患に寄与するか(“待ち”の解消は集患要因)

順番予約は“混雑解消”だけでなく、離脱を減らし、選ばれ続ける体験を作ります。 集患を語るなら「新規獲得」だけでなく「離脱防止」も評価すべきです。

選び方(チェック項目)

  • 待ち人数/待ち時間の見える化で“受診断念”を減らせるか(出典)

  • 院外待機が成立し、待合のストレスを下げられるか(出典)

  • フォローアップ通知で再来院の働きかけができるか(出典)

ベンダーに確認すべき質問

  • “待ちを見て帰る患者”を減らすために、患者側に何を見せられますか?
  • フォローアップ通知は“いつ/誰に/何を”送れますか?
評価軸 08

アップデートの頻度と質(LINE前提だからこそ重要)

順番予約は“毎日回るインフラ”。特にLINE基盤では外部仕様の変化があり得るため、 アップデート能力=継続運用の保険になります。

選び方(チェック項目)

  • 仕様変更への追従力が説明できるか(出典)

    Technology Partner認定基準に“仕様変更対応”が含まれる

  • ヘルプ/運用ドキュメントが更新されているか(出典)

    少なくともヘルプが日付付きで更新されている

  • 改善が“運用課題”起点で行われているか(出典)

    通知ボタン/タイミング設定/10分刻み等、運用に効く改善がある

ベンダーに確認すべき質問

  • リリースノートはありますか?過去6ヶ月の改善例を3つ提示してください
  • LINE仕様変更時に、どのくらいの期間で追従しますか?(手順・責任者・告知)

まとめ:8軸での評価の付け方

8つの評価軸でチェックを埋めれば、ベンダーへの確認項目とデモで見るべきポイントが自然に決まります。このページで挙げた「ベンダーに確認すべき質問」をそのまま使えば、判断の精度が格段に上がります。

まずは資料で、Nest診療がどの軸を満たすかご確認ください。

よくあるご質問

順番予約は来院順に番号を発券し順番が来たら呼び出す方式で、当日受付が中心のクリニックに向いています。時間帯予約は事前に時間枠を予約する方式で、予約制を採用するクリニックに適しています。Nest診療では両方を併用でき、再診は時間帯・当日は順番といった運用も可能です。
はい、対応可能です。LINEを利用しない患者さまには、Web受付や院内タブレットでの発券など、複数の受付チャネルを用意できます。すべてのチャネルの患者さまを同一の管理画面で一元管理できるため、運用が分断されることはありません。
可能です。Nest診療は既存の受付運用を壊さずにLINE受付を追加する形で導入できるため、段階的な移行が可能です。導入時には担当者が既存の運用フローを確認し、最適な移行プランをご提案します。
LINE公式アカウントの開設(未取得の場合)と、院内のインターネット環境があれば導入可能です。専用機器の購入は不要で、お手持ちのPC・タブレット・スマートフォンからご利用いただけます。導入後の設定や運用開始までのサポートも行っております。
料金はクリニックの規模や必要機能に応じたお見積もりとなります。詳しくは資料請求またはお問い合わせフォームよりご相談ください。3週間の無料トライアルもご用意しておりますので、実際にお試しいただいてから導入をご検討いただけます。
はい、3週間の無料トライアルをご用意しています。実際の運用環境でお試しいただき、スタッフの方々にも操作感を確認していただいた上で導入を判断できます。トライアル期間中もサポート担当が伴走いたします。

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